2021年から新しく2月の誕生石に加わった宝石「クリソベリルキャッツアイ」
今回は、この宝石について簡単にご説明したいと思います!
そもそもキャッツアイって?
光の反射によってその石の外側に白い光のラインが表れ、その名の通り「猫の目」の様に見える事からそう呼ばれるようになりました。
ちなみにその現象を「シャトヤンシー効果」と呼びます。
フランス語で猫を意味する「シャト(Chat)」に由来しているそうですよ。この効果が、より神秘的で魅力な宝石へと導く大きな役割を担っているんです。
また、「キャッツアイ」の正式名称は「クリソベリルキャッツアイ」になります。
長くて言いづらいので「キャッツアイ」と略されて呼ばれる事が殆どですね。
実は「アレキサンドライト」と同じ鉱物なんです!
良いクリソベリルキャッツアイの見分け方は?
希少性、価値が高くなる条件として、大きさ、透明度も勿論ですが
➀シャトヤンシー効果
いかにキャッツアイのラインがよりシャープで鮮明であるかが重要です。石の真ん中にスパッとラインが出るとやっぱり綺麗ですよね。
②石の色
「アップルグリーン」と呼ばれているリンゴの様な緑色系から「ハニーカラー」とよばれるハチミツのような黄色系に大きく分かれていて、一番良いとされているのは「ミルクandハニーカラー」と呼ばれる濃すぎず淡すぎない色になります。
※様々な色のクリソベリルキャッツアイ
店頭で見つけた時は、1個1個見るのではなく、何個か一緒に並べて見比べると違いが分かりやすいです。また、ハンディライトを当てるとラインが見やすくなりますので、お店の方から借りて是非照らしてみて下さい!